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がっちりマンデー【おトク!で儲かる試しすぎビジネス】とは?

2022年12月4日放送の「がっちりマンデー」で【おトク!で儲かる試しすぎビジネス】について紹介されました!

どのくらいの「お試し」が一番儲かるのか、ものすごく細かく計算されているといわれているそうです。

今回のお試しビジネスは、どんなお試しで儲かっているのか、自分自身も試した経験があるのか?知りたい分野ですね。

ゲストは森永卓郎さん二宮和也さんでした。

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タダで化粧品2万種類試せる店!

東京・原宿の駅の真ん前にある「@cosme TOKYO」というお店では、1階から2階まで化粧品がズラリと並んでいます。

@cosme PR担当 野田智子さんが詳しく説明してくれました。

日本で最大の化粧品売り場になっていて、600ブランド2万アイテムが揃っているのです。

売上げは、多い時でひと月で、3億円程というから凄い売上げですね。

同じ様なお店が国内24店舗!あるのでこれは相当儲かっているようです。

アットコスメの売りは、化粧品のお試しだといいますが、お試しなら他の化粧品やドラッグストアでも見かける気がしますが、どのような違いがあるのでしょうか?

アットコスメのお試しっぷりが凄い!

アットコスメのお試しぶりが凄いのは全商品、どんなものでも試せるのです。

300円のマニキュアから10万円のクリームまで試せるといいます。

アットコスメではすぐ試せるように鏡や洗面台や、パフなどセットして試しやすくしています。

テスターの殆どは、各ブランドから提供して、いただいたものを使っているのでタダなのです。

アットコスメは元々ネットの化粧品口コミサイトが始まりで、巨大な化粧品の通販サイトも運営しているのです。

なのでお店で試したお客様がアットコスメのネット通販で買うことも多いのです。

お客様の声

ここに来れば、全部揃うので試して買うことが出来て便利!

ここで試して良かったらネットで買っています。

お店に来る、試す、お店で買う、ネットで買う、メーカーは売れるのでテスターをたくさん提供してくれる!というシステムなのです。

お試しビジネスの「試しすぎループ!」が出来ているのです。

そんなアットコスメの公式HPはこちらです!

月2,980円でイベント行き放題?

名古屋駅に隣接するビルにオフィスを構える 株式会社ソノリゴ 遠山寛治社長が詳しく説明してくれました。

3年程前に始めたお試しビジネスだそうですが、月商数千万円だといいます。

ソノリゴで、月額2,980円で会員登録すると、全国で行われているイベントに行き放題というから驚きです。

登録者は今や約8000人なので月額2000万円以上というわけです。

分野も様々で、バレーボール、卓球、博物館、美術館、演劇、クラシック、能楽、歌舞伎
など、いくらでも見に行けちゃうというシステムです。

座席数の制限のあるものは抽選になりますが、美術館などの制限のないものも多く、バランスがとれているとのことでした。

 

お客様の声

今まで体験したことのないジャンルも試せるので新鮮!

初めてバレーボール観戦に参加した方

スゴい気楽に応募したけれどスゴい良かったです。

主催者側の声

大阪交響楽団 赤穂正秀さんは、クラシックファンを増やすために新規のお客様開拓目的で利用しています。

遠山社長は今後、バスツアーのサブスクを考えているそうです。

すでに名古屋では始めているらしく全国展開が楽しみですね。

(株)ソノリゴの公式HPはこちらです!

月商1000万円!ずっと読める 書店

東京・六本木にある 「文喫」六本木店  店長 伊藤晃さんが詳しく説明してくれました。

本がずらりと並んだお店ですが、本がお試しできるのでしょうか?

入場料は1650円で朝9時から20時まで、ずっと利用可能で立ち読みも、座り読みもOKで、試し読み放題で、買うことも出来るといいます。

月額2980円で本が読み放題のサービスも取り入れています。

中には自分で持ち込んだ本も店内で読めるというから、お店は儲かっているのでしょうか?

文喫の月商は約1000万円!で3万冊置いている本屋さんの平均売り上げが850万円なので2割以上多いのです。

なぜ平均より多い売り上げを上げれているのでしょうか?

いろんなポケットで売上げを作る

1000万円の売り上げの内訳を伊藤店長が説明してくれました。

売上げの20%は入場料で200万円本の購入も20%で200万円といいます。

本を長時間読んでいるとお腹もすくので、洋食やデザートを食べれるコーナーや、ビールまで飲めるコーナーもあり、飲食で10%の売り上げで100万円を追加しています。

作家を呼んだりして講演会やサイン会などイベントを行い30%の300万円、残りの20%は「選書サービス」といいます。

「選書サービス」とは一体なんでしょうか?

本に詳しいブックディレクターさんが読んだことのないハマる本を選んでくれるというのです。

本代+選書料でお値段は6000円から44000円といいます。(結構なお値段ですね)

「選書サービス」の様子をスタッフを使って、家族の話や子供の頃の事やいま知りたいこと等「聞き取り」を20分ほどして本人の背景を探ります。

数日後に3冊の本をスタッフに選んでくれました。

①「観察の練習」菅俊一

選書の理由 (メモも添えられています)

なんて事のない目の前の風景もよく観察してみれば見落としていた好奇心に出会えるかも知れません。
小さな違和感から好奇心を生み出して貰いたいと選んだ本です。

後の2冊は 「絹の家」シャーロックホームズ・「絶対に行けない世界の非公開区域99」ダニエルスミス でした。

自分の為だけに聞き取りしてもらって本を選んでもらうなんて嬉しいかも知れませんね。

現在2店舗の「文喫」は年商1億8千万!今後も店舗を増やす予定だそうです。

「文喫」の公式HPはこちらです!

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まとめ

今回は二宮君の映画の宣伝も兼ねて「ラゲーリより愛をこめて」の紹介が最後にありました。
3つのお試しビジネスの中で興味が湧いたのは「イベント行き放題」です。

敷居が高くて体験していなかったものや自分の知らない世界ってもしかしたらハマる事もあるかもしれないと思いました。

どの分野でもお試しとは「体験する」ことで、それをビジネスにするなら喜ぶ人も多いのかも知れません。