2022年6月19日放送の「がっちりマンデー」で【儲かるアイス!2022】について紹介されました!
これからのシーズンはアイスが売れまくる儲かりの季節です。
アイスも毎年進化してスゴイ美味しくなっています。
今回はアイスで儲かっている企業にがっちりポイントを聞く企画です。
目次
クーリッシュが大ヒット中!
ロッテは「爽」「モナ王」「雪見大福」などアイスだけで773億円の売り上げです。
(株)ロッテ ブランド戦略部 北村孝志さんが詳しく説明してくれました。
そんな中特に最近、大ヒット商品の「クーリッシュ」はマイナス8℃で飲むアイス、凍っていてもチュウチュウ吸えちゃうと人気です。
その上、手も汚れない!という便利さも受けて大ヒットして来ました。
何故?簡単に吸えるのかというと「微細氷」が入っているおかげでグイグイ気持ちよく飲めるのです。
季節に合わせてこの「微細氷」の大きさを変えています。
冬は小さいものを使い味わいを濃くして、夏は大きいものを使いさっぱり感を出します。
普通は中サイズを使っています。
クーリッシュから大人の味
昨年の11月に発売したクーリッシュデザート・ダブルショコラ&クッキーとストロベリーチーズケーキ(各183円)
冬に発売したにもかかわらず計画比の130%の売り上げを打ち出しました。
これは過去にもない実績なのです。
ヒットのポイントは濃い味で「夜会社帰りに甘いアイスを食べたい!」という声を聞いて開発した「大人のデザート」なのです。
さっそく味見にスーパーに買いに行きたいものです。
ロッテクーリッシュアイスの公式HPはこちらです!
溶けないアイスが大ヒット!
予想外のアイスを販売している会社が石川県金沢市にある フルライフ(株) です。
フルライフ(株) 広報部 藤野夏未さんが詳しく説明してくれました。
事務所の冷蔵庫から取り出したのは「イルカの形をしたアイス」スタッフが食べてみても特に売れている理由がわからない印象ですが、昨年は14万個ほど売れたと言うから凄いです。
今年はその3倍の43万個は売れそうだと予想を立てています。
秘密は「溶けないアイス」が儲かりポイントなのです。
溶けないアイスとは?
フルライフのアイスは30分から1時間は溶けないと言うから驚きなのです。
どんなところで人気なのかというと、公園や観光地で「あのウワサの溶けないアイス」として売られていました。
それも観光地に合わせて形状を変えているので、今全国各地でひっぱりだこと言います。
<例>
名古屋市東山動植物園
イケメンのニシゴリラ シャバーニのアイス
動物を見ながらアイスを食べられると好評です。
360度立体フィギュアアイスなども話題に!
しかしなぜ溶けないのでしょう?
藤野さんが溶けない秘密を教えてくれました。
「いちご」がその秘密で、いちごのポリフェノールが油と水を分離しにくいように働くために分離しにくくなるそうです。
実際に商品化にするのにはとても苦労し、特にバニラ味がどうしてもいちごの味が出てしまうという課題です。
現在も試行錯誤で開発中ですが、溶けないアイスの問い合わせが殺到しているのです。
氷の代わりにお酒をいれたりする、オシャレなアイスとしても大注目!されています。
フルライフの公式HPはこちらです!
化学添加物不使用なのが素晴らしいアイスですね。
牛乳でめちゃラクアイスの素
ニップンにもアイスのヒット商品がありました。
(株)ニップンは小麦粉やパスタなど年商3200億円の大企業です。
(株)ニップン 企画開発部 増田千紗さんが詳しく説明してくれました。
牛乳を入れるだけで簡単にアイスがお家で作れるという商品です。
昨年発売しましたが計画より2倍売れたと言います。
どれだけめちゃ楽に作れるのか?
普通アイスを家で作るときは、牛乳、卵、生クリーム、砂糖、バニラエッセンスなど沢山の材料と道具が要りますが、「めちゃラクアイスの素」なら牛乳だけで作れるのです。
<作り方>
①「めちゃラクアイスの素」に牛乳150mlを入れて袋をしっかり閉めて1分カシャカシャ振り、冷凍庫に平らになるように置きます。
②2時間たったら袋を一度取り出して20回程ほぐれるまで、もみもみして又冷凍庫へ。
③1時間後に取り出せば完成です!
なので子供さんのご家庭に大人気なのです。
もともと、めちゃラクホットケーキミックスという水だけで出来る商品が人気だったのですが、アイスも作ってみたらヒットしました。
増田さんの話では、袋にめちゃ苦労したそうです。
子供さんがつくれるようにきちんと閉めれるように工夫したそうです。
小売希望価格は178円です。
ニップン めちゃラクシリーズの公式HPはこちらです!
水だけでクッキーも作れてしまいますので子供さんが楽しく調理できるシリーズなんですね。
お店で出る食後のアイス
お店で出る食後のアイスでがっちり儲かっているのは、神奈川県横浜市にある (有)ウッドヴィレッジ という会社です。
(有)ウッドヴィレッジ 代表取締役 木村中さんが詳しく説明してくれました。
実は木村社長の売り先が凄かったのです。
日本料理店、お寿司屋さん、焼肉屋さんなどの食後のデザートを作っているのです。
お店の種類によっても売れるアイスの種類が違うといいます。
<例>
桜、梅、黒ゴマ 日本料理屋さんで売れる
抹茶、すだち、ほうじ茶 焼肉屋さんで売れる
わさび、塩、牛乳 お寿司屋さんで売れる
マンゴー、アールグレイ、生チョコ カフェ・ホテル等で売れる
木村社長が作るアイス「京開花」は、飲食店に合わせて月に約40種類製造しているのです。
累計4000社、現在も500社と取引しているのです。
アイスは200~250種類
(有)ウッドヴィレッジの強みはアイスの種類の多さです。
木村社長が自分でアイスを考案し「旬の野菜や旬の野菜をテーマに考えていきます」とコメント。
6月ならトマトとシャンパンを使ったシャーベットを作ったり、最近の自信作は「草餅」です。
もともと木村社長は仕出し屋さんで、お弁当にデザートに手作りアイスを添えていたところアイスが評判になりました。
だったら食後のアイスに特化したほうがいいのでは?と「業務用アイスの会社」を始めたのです。
木村社長のこだわり
普通の素材で作るので香料着色料は入れないので、味や色がでないのに苦労するが試作を重ねて完成させていく。
そんな社長のところにはお店の為だけの1点もののオリジナルアイスの依頼も殺到しています。
番組では「がっちりマンデー」の為のオリジナルアイスを注文してみました。
がっちりマンデーの収録時にいろんなお弁当が来るのだが、食後に合うアイスを作って欲しいとオーダーしました。
「大葉と黒胡椒のアイスクリーム」が完成しました!
加藤さんやゲストのに藤田二コルさんも絶賛していました。
がっちりマンデー用に作ったアイスはオリジナルアイスとして売り出すとのことです。
「京開花」の公式HPはこちらです!
がっちりマンデーのアイスは7月1日から販売されます。

森永さんのCM②の後で!
フタバの「サクレ」がお勧めとのことです。
1985年位から発売されているアイスで、上にレモンがのっています。
これをグラスにいれて上からジンや焼酎などをいれ最後にレモンをのせるとレモンカクテルになるんですよ、と笑顔で言っていました。
フタバ アイスの公式HPはこちらです!
確かに、夏場には美味しそうですね。
まとめ
今回は2022年のアイスの企業の特集でした。
気になったのは溶けないアイスを開発したフルライフのアイスです。
イチゴのポリフェノールを使ったなんて凄いですね。
ウッドヴィレッジの業務用アイスに変更した話も面白かったです。
梅雨とはいっても随分蒸し暑くなりました。
今年は何個ぐらいアイスを食べるかな?などと考えてしまいました。