2022年7月24日放送の「がっちりマンデー」で「リノベ業界」について紹介されました!
今、コロナ禍でおうち時間が増えて「リノベ」が流行っています。
大手の「ニトリ」や「無印良品」もリノベ業界に続々参入しているのです。
今は資材の高騰で新築は高いと言われていますのでリノベ業界が熱いのです。
今回は最新リノベの調査の特集でしたが、お家やオフィス、部分的なリフォームがお得に出来る等、とても興味深いものでした。
ゲストは森永卓郎さんと建築学部卒業のアンガールの田中卓志さんでした。
目次
壁無し広々!風も涼しい「ゼロリノベ」
東京港区にある ㈱グルーブエージェント 代表取締役 鰭沼悟さんが詳しく説明してくれました。
年間売り上げは今期 約15億6000万円というから、どんなリノベビジネスなのでしょう?
サービスの名前が「ゼロリノベ」といいます。
「ゼロリノベ」とは?
今まであった壁を全部取っ払い、リノベをしているのです。
部屋を仕切らないので同じ大きさでも広々と感じます。
壁を無くしてゼロから作ることから「ゼロリノベ」と名づけられました。
目隠ししたいところは移動式のクローゼットで一時的に隠せる工夫もされています。
壁をなくすメリット
① 同じ平米でも壁がないだけで快適で広い空間に住む心地良さがある。
② エアコンは大きなのを1台で済むので電気代も抑えられる。
③ 壁がない事で窓を開けると風が通り快適。
④ 段差や壁がないのでお掃除ロボットで家中が楽ちんに掃除できる
この「ゼロリノベ」は数々の賞を受賞しています。
なので昨年は150件の受注があったというから凄いですね。
社長のコメント
後から小部屋が欲しくなったら、その時に壁を作ればいい。
壁だけだとそんなに高くないし、安ければ50万から作れます。
㈱グルーブエージェントの公式HPはこちらです!
良く考えたら昔は襖を開ければワンルームの畳続きで大人数で使えるように工夫されていました。
風通しも良く昔の生活スタイルにあった間取りだったのですね、現代風の、おしゃれな壁無しスタイルがここにありそうです。
庭を変えてカーテンいらずになる㊙技!
佐賀県唐津市にある ブルーデザイン 代表取締役 栗原孝太郎さんが詳しく説明してくれました。
若い社長ですが仕事への情熱が強く、昨年のリノベの売り上げは4億円です。
こちらは家だけでなく、庭のリノベも一緒にするのが特長なのです。
カーテンレスリノベ
カーテンがいらないリノベとはどんな意味なのでしょうか?
栗原社長のコメント
日本の家は南側に窓を作る家が多いのですが、隣の家や道路から丸見えなのでレースカーテンが常に閉まっていることが多いのです。
それを開けるように出来る事を「カーテンレスリノベ」というものになります。
外から見えないように部屋と庭を同時に変えるリノベなのです。
確かに昼間もカーテンを開けれない場所は多いですね。
カーテンレスリノベの作り方
① 外から見えないように塀を作ります。
② 遠くから見えない部分にはわざと塀をたてないことで開放感がでます。
確かに外からの視線は気になりますから昼間カーテンなしで視線を気にせずに過ごせるならよりお部屋も広く感じられて開放感がありますね。
もともとブルーデザインは家のリノベだけをやっていたのですが2年前から始めたカーテンレスの庭リノベで単価が100万~1000万円アップしました。
庭も一緒に出来るリノベなら難しいけれど単価も上がり、難しいから競合も少なくなると社長がコメントしていました。
外の環境は変化していきますからカーテンを開けられなくなることは良く聞く話です。
それを部屋のリノベと一緒に解決するのは提案次第でやりたくなる案件だと思いました。
ブルーデザインの公式HPはこちらです!
交換だけで下見なしで激安の秘密
東京都渋谷区にある (株)交換できるくん セールス本部長 池田順一さんが詳しく説明してくれました。
リノベの年間売り上げは 48億円といいます。
食洗器:ガスコンロなどの住宅設備だけを交換するのに特化した会社なのです。
家の大きなリノベはあえてしないで、トイレやガスコンロ、食洗機など古くなった住宅設備品を新しいものに交換だけしている会社なのです。
昨年の工事数は年間3万6000件以上で大人気なのです。
安いのがポイントで他社に比べると約3分の2の価格になっています。
交換できるくんの安さの秘密!
普通はお客様が交換工事を依頼すると現場に下見に行き、見積もりを出して、その後ようやく工事になります。
何度もくるので、その分、お金も時間もかかってしまうのです。
安さの秘密①
交換できるくんは、お客様が写真をネットで送れば、ネットで見積もりを出した後に工事が始まりますので、早くてコストがかからないのです。
気になる点
ネットで写真を見るだけでちゃんと見積もりが出せるのでしょうか?
交換できるくんは交換することに特化しているので修理の必要がなく、形とサイズが合っていればOKなのです。
工事費は交換するもので決まっているので内容を入力すれば自動で見積もり金額を計算できるのです。
安さの秘密②
交換できるくんは1人のマルチ職人がまとめて工事をするのでコストがかかりにくいのです。
本来なら、ガスコンロは「ガス工事屋さん」レンジフードは「電気工事屋さん」水道の蛇口「水道工事屋さん」というように専門の職人がいるのです。
しかし1人の職人のかたが全部出来るのでいっぺんに作業が済むわけです。
<例>
(株)交換できるくん エンジニア 花嶋英樹さんの作業例で説明します。
請け負った工事はトイレ交換と壁紙と床の張り替えです。
普通ならトイレの交換は水道屋さん、壁と床の張り替えは内装工事屋さんがするのですが、花嶋さんは一人で全部して完成させてしまいました。
花嶋さんは、もともと内装をやっていたので内装はできるのですが、トイレ交換は社内の先輩社員に指導されて両方出来るようになったそうです。
おかげで、お客さまの手間が省けて人件費分が安くなっているのです。
日程調整がしづらい、下見をなくすとビックビジネスになるのです。
こんな会社があるとは知りませんでした、いつかお願いしたいものです。
(調べたら工事外エリアでした、残念です。)
交換できるくんの公式HPはこちらです!
余った倉庫をオフィスにリノベ!
東京都港区にある イーソーコグループ 建築部門代表 出村亜希子さんが詳しく説明してくれました。
リノベーション関連で約10億円でがっちり儲かっています。
どんなリノベでがっちりなんでしょうか?
空いている倉庫をリノベしている会社なのです。
空き倉庫をおしゃれなオフィスに!
イーソーコグループは倉庫オーナーから借りてリノベーションして貸しているのです。
利用者からの賃料がイーソーコと倉庫のオーナーさんに入るというシステムになっています。
利用者の声
*TBWA/HAKUHODO 部長補佐 阿部祐士さん
1番のポイントは広いのでワンフロアに従業員全員が入って仕事が出来る、社員のコミュニケーションが一番大事で選びました。
(確かに倉庫には広い仕切りがないスペースがあります。)
*(株)コラビット CEO 浅海剛さん
コストパフォーマンスがいいんです。
2分の1か3分の1の値段で借りることができます。
*キャスタリア(株) 山脇智志社長
安くて、広くてカッコいいので大好きです!
何故倉庫をリノベしようと思ったのでしょうか?
なぜイーソーコは倉庫をリノベーションしようと思ったのか、出村さんが答えてくれました。
都心の倉庫が物流では使いづらくなって、テナント付けに苦戦していました。
郊外の方に超巨大なハイテク倉庫がたくさん供給されているから都内にある古くて中小規模の倉庫は空きが多くなってきているのです。
それで空き倉庫を何かに使えないかとオフィスにリノベして活用することになったのです。
倉庫のオーナーの声
共進倉庫(株) 田澤正行社長
半年間倉庫が空いて困っていたのでかなり助かっています。
倉庫のオーナーも借りるお客様も、イーソーコも、喜ぶビジネスになっているところが素晴らしいですね。
*倉庫リノベの他にはない大変な作業とは?
倉庫に窓を付けるには壁が厚くて大変な作業になることがある。
反対に倉庫だからこその利点もあるのです。
撮影機材のレンタル会社では大量にある重たい機材の出し入れするのに倉庫用の大きな貨物エレベーターを利用できるのです。
イーソーコグループの公式HPはこちらです!

森永さんのCM②の後で
森永さんのおすすめのリノベ会社は「家いちば」です。
ここはネット上で個人間の不動産のやり取りをする会社なんですが、不動産会社が見捨てたような所でも(床に穴が開いたり、壁に大きな開いたような物件))取引します。
リノベーションマニアもいて、そんな物件が大好きな人たちもいるといいます。
面白そうなので、公式ページを見てみましたが、とても興味深かったです。
安くてもいいから売ってしまいたい物件がある方や、ボロボロの家を綺麗に生まれ変わらせることが好きな方はハマりそうです。
家いちばの公式HPはこちらです!
まとめ
今回はリノベ特集で私自身興味のある分野でした。
なかでも倉庫活用の話が面白かったです。
3者が得する話というのはなかなか無いと思いますし、今後そのようなビジネスが伸びるのではないかなと思いました。
人口が減る中、空き家も増加しています。
古いものを活用するのは大事だと思いました。
ここ最近の物価上昇で、色々見直すことが多いと痛感しました。