2022年10月30日放送の「がっちりマンデー」で【儲かるスピードビジネス】について紹介されました!
ビジネスは決断するのもスピードが大事と言われていますが、今回はスピードで勝負した儲かるビジネスの紹介でした。
ゲストは森永卓郎さんと武井壮さんでした。
武井さんは日頃の移動でも全力で走って移動するので年間かなりの時間を節約しているとのことでした。
目次
儲かるスピード①(株)九飛勢螺
大阪府大阪市内にある(株)九飛勢螺(きゅうぴせいら)新城公生社長が詳しく説明してくれました。
この会社は設立以来、様々なネジを開発しているネジ一筋の会社だといいます。
色々なネジを作っている例
*太陽パネルの設置などに使う強風でも固定できるネジ
*分厚い鉄板を留めてもサビにくいネジ
(株)九飛勢螺の年間売り上げは30億前後というから凄い会社ですね。
(株)九飛勢螺の最近開発した儲かりスピード商品は「最強最速のネジ!」だといいます。
その名前は、世界最速の最新型ネジ「ピアスバレット」とはどんなネジなのでしょうか?
たった0.03秒で締まるネジ!
従来のネジは電動ドライバーでネジを留めると3秒で留めることが出来ますが、この「ピアスバレットは「0.03秒」というから従来の100倍の速さだといいます。
このネジを打ち込むのは大工さんの持っている「くぎ打ち機」でネジを留めていきます。
あまりにも早いのでネジを釘のように打ち込んでいるように見えますがスローモーションでみるとしっかり回転しているのがわかります。
ネジなので取るときは釘と違ってドライバーで回せばすんなり抜けるのでネジ道がしっかり出来ている証拠になります。
四つのらせんがあるのでしっかり留める力が4倍にアップしました。
何故こんなネジを作ったのでしょうか?
新城社長のコメント
体育館のバスケットボールのコート位の床を作るには職人さんが、2万本くらいのネジを打たないといけないのです。
新国立競技場のネジ打ちだと300万本のネジ打ちが必要になります。
300万本×3秒のネジ打ちだと、2500時間かかる計算ですが「ピアスバレット」だとなんと25時間になるのです。
現在全国の建設会社から問い合わせが殺到中だといいます。
初めて使った職人さんはスピードが速すぎてズッとかがんでいるので腰が痛くなったといっていたそうです。
しかし、3日間かかる仕事が半日で終わったというのは驚きです。
(株)九飛勢螺の公式HPはこちらです!
儲かるスピード②(株)ドリマックス
埼玉県川口市にある (株)ドリマックス 製造開発部部長 松本光司さんが詳しく説明してくれました。
このドリマックスは2013年に「食品加工機械の開発製造」で番組で紹介された企業ですが、今回は儲かりスピード商品が開発されているとのことです。
年間売り上げは9年前の9億から13億までに上がっているといいます。
絶好調の理由はスピード商品の開発によるといいます。
さて今回はどの様なスピード商品なのでしょうか?
キャベツを10倍速く切る
キャベツの千切り加工マシン「F-2200S」は従来型だと、キャベツ12玉の千切りだと作業時間約5分でしたが(これでも速いと思いますが)
最新型だと、キャベツの12玉分だとわずか、30秒で千切りに出来るという速さなのです。
さらに大根のつま切りも、18本で10分以上かかっていたのが、これも30秒の速さで仕上げてしまいます。
この最新型マシンは遠心力を使って丸刃で超引き切りをしながら切って行くマシンなのです。
従来は歯を上から下に往復させて切るので、おろした時に一旦止まるのですが、最新式は食材を遠心力で回転させながら、丸刃にあてながら切って行くので凄い高速なのです。
開発は丸刃があたる所の位置が難しくて5年かけて開発したそうです。
サツマイモを高速でスライスするマシンや食材を1㎜~10㎜角のサイコロ状にする高速マシンなど次々と開発を成功させました。
気になる「F-2200S」のマシンのお値段は950万ですが500台ほど売れています。
遠心力を使ったマシンで大根おろしを作ると、従来型だと1時間で30キロおろせましたが、最新式では1時間だと3トンくらい出来るというから笑うしかないですね。
このマシンは350万で良く売れていて、有名うどんチェーンさんなどが購入しているそうです。
人件費を考えたら元がとれそうですね。
(株)ドリマックスの公式HPはこちらです!
個人店の店などなら従来型でも十分な速さだと思います。
儲かるスピード③(株)ジェニックス
東京都新宿区にある早稲田大学理工学部の研究室にある現役の大学院生の (株)ジェニックス 栄田源社長が詳しく説明してくれました。
専攻はロボット工学というバリバリの理系の栄田さんです。
栄田さんが開発した儲かりスピードマシンは30秒で磨けるという「全自動歯ブラシ」でした。
歯を手で磨くには凄いスキルが必要ですが、この全自動歯ブラシだと歯の隅々まで、たったの30秒でスキルなしで磨けるというから凄い開発です。
本当に30秒で磨けるものなのでしょうか?
たった30秒で磨ける全自動歯ブラシ!
重さ約250gで14本のブラシがついています。
このマシンがスイッチを入れると横移動しながら回転するというシンプルな仕組みなのです。
歯と歯の隙間、歯と歯茎の間に付いた歯垢を歯の裏側まで磨いてくれるというものです。
番組のスタッフが体験すると「磨いている感覚がない」という感想でした。
栄田さんがいうには、普段は磨いているのは強くあてている感覚ですが、マシンは磨いている感覚を感じない程度に磨くのが特徴といいます。
実際に手磨きとマシンと比べるとマシンのほうが綺麗に汚れがとれていました。
通常は歯磨きは3分以上磨かないと歯垢がとれないといいますが、このマシンなら30秒で綺麗になるのです。
開発時に難しかった点
想像以上に人の歯の歯茎の湾曲の度合いや縦や横の幅が違うことで一番大変なところでした。
多くの歯列データを提供して頂き、大きい歯にも小さな歯にも対応できるようにサイズを決めて開発。
多くの歯列データを提供して頂き、大きい歯にも小さな歯にも対応できるようにサイズを決めて開発。
現在は介護施設や障害のある人への利用を目指しているそうです。
栄田社長のコメント
将来的には全世界の人を目指します。
目標は5年で25億円程度、将来的には700億円を目指します!
頼もしいコメントですね!
(株)ジェニックスの公式HPはこちらです!
武井さんが若い栄田社長に「面白いから投資しようかな?」って言っていました。
森永さんのCM②の後で!
森永さんのおすすめ「儲かるスピード」は「京成スカイライナー」だといいます。
日暮里から成田空港間は36分、在来線最高速度160キロです。
何故こんなに速く在来線で走れるのかは、スカイアクセス線は直線であり、新幹線と同じ幅の線路の為に安定感もあり凄いスピードがでるのです。
特急の速度は130キロといいますから在来線の中でも一番速いわけです。
まとめ
今回は「スピードビジネス」の特集でした。ネジ打ちや野菜カットは大幅に人件費の削減に貢献しますね。
興味をそそられたのは「全自動歯ブラシ」です。
年々歯茎も弱っているのを実感していますが、歯垢を取るのって難しいのですよね、介護施設の利用者は歯を磨くのも大変ですよね。
まだ販売されていないようで残念です。
発売されたら試してみたいのでこれも、スピードでお願いします!