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TVからYouTubeへ!上沼恵美子が挑む背景「視聴率にくたびれた」

2022年3月に読売新聞オンラインニュースで、上沼恵美子が挑んだユーチューブの世界「一匹狼には気持ちいい」との記事が流れました。

若者のTV離れが進んでいて、ドンキもTVが見れないTVを売り出して好調の中で、高齢者の支持層が高いと思われる上沼さんがYouTubeで昨年12月から「上沼恵美子ちゃんねる」を始めたのです。

大きく時代が変わって行っている象徴のような出来事ですが、どの様な背景があるのか気になりました。

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上沼恵美子がYouTubeへ参入!

あのマシンガントークが全国ネットで流れていますので、どの世代にでも認識されています。
お笑いの審査員としても大御所として有名ですので誰もが知る「上沼恵美子」なのです。

私自身も、TVを付けたときに上沼トークが流れていると、ついつい見入ってしまい大笑いしてしまいます。

そんな彼女がどんなYouTubeを始めたのでしょうか?

きっかけは息子さんの気分転換なるのでは?との勧めだったといいます。

「上沼恵美子ちゃんねる」とは?

昨年12月に始まった「上沼恵美子ちゃんねる」は、ノーカットで喋りっぱなしの自宅でのマシンガントークでした。

料理を作りながら昔の思い出話や、番組での面白エピソードなどあってTVでは聞けないトークもあります。

視聴者は45歳以上が大半らしく、ネットの進出の反響が良く、一番見られているのが現在(3月8日時点)で「直伝!絶品お好み焼きの作り方」は198万回視聴になっています。

相変わらず、飽きさせないトークで料理を紹介してくれていますが、上沼さんちに行ったら作ってくれた!みたいな感じの番組でファンが多いのがわかりますね。

まだ、始めたばかりのYouTubeは「趣味」と言っているが視聴回数が増えれば面白い企画が出てくるかも知れませんね。

レギュラー番組の終了が続く

関西を中心に、2020年には「怪傑えみちゃんねる」が終了し、今年の3月で27年間続いた「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」も終了予定で収録も終えています。
TV番組は「上沼・高田のクギズケ!」だけになるようです。

「世の中のTV離れの中、益々禁句だらけになり視聴率という「成績表」をもらうのにもくたびれました。」としおらしく語っていますが、あっけらかんとして、ズバッと毒を吐いて笑わせてくれる、彼女のパワーは衰えを見せませんね。

本当に冗談で言っているのか本気なのかがわからないうちに笑わせてくれるという彼女のテクニックは天性のものとしか言いようがありませんね。

上沼さんだけでなく今はTVのギャラの高い大御所の降板も最近は良く耳にします。

記事では「ユーチューブでは、会社や芸能プロダクション後からは関係ない。

事務所に所属せずに一匹狼で生きてきた人間には、気持ちいい。

大阪ローカルタレントだから、急にステージが全世界に広がって戸惑いはありますが、喜びと爽快感も大きいです。」

とコメントがありました。

事実、海外在住の日本人からのコメントも多く寄せられています。

TV業界の衰退

「上沼恵美子ちゃんねる」のニュースの中、今TV業界が変わってきているのは誰が見ても一目瞭然な事です。

YouTubeはTV業界からしたら、ライバルか敵のような存在から連動型に変わっている傾向があります。

昼の人気番組でも、YouTubeの登録者数が多い人気ユーチューバーを講師として迎えている事も最近では当たり前になって来ました。

衰退する業界から、知名度が高い芸能人が自由度もあるネット配信をするのは魅力があるのではないでしょうか?

元々、情報通のスタッフも多いので配信する技術も手伝ってくれる方も多く、収入にも直結するなら、自然と流れていくのは当然のように思えます。

とうとうインターネットの広告収入がTVを抜く

電通は今年の2月24日「2021年 日本の広告費」を発表しました。

2021年のインターネット広告費が2兆7052億円となり、マスコミ4媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)の広告費は2兆4538億円を初めて上回ったことがわかりました。
2021年は巣ごもり需要などが好調を牽引したといいます。

インターネットの広告費の中には、新聞デジタルや雑誌デジタル、ラジオデジタル、テレビメディア関連動画広告も、含まれています。

5年前の2016年のインターネット広告費は1兆3100億円なので、どれだけ凄い速さで推移しているのかが想像できます。

もちろんテレビデジタルや、新聞デジタルも参入していますので、元々の媒体と被っている箇所も多いのですが、新聞、雑誌と共にテレビの広告費が減っています。
(新聞をとっていない世帯がかなりありますし、雑誌や映画などもサブスクが盛んになりました。)

インターネット広告費は2018年からTV広告費に並び、2021年にはマスコミ4媒体で立ち向かっても抜かれたわけです。

NHK以外は広告費でTV番組は作られていますから、当然関係者に影響がないわけがないのです。

若者のTV離れ

スマホを持っている人が増えて、若者は持っていて当たり前の現代に、ネットで好きな動画やゲーム等に忙しそうです。

勉強もオンラインやスマホを活用する中、10代〜20代の約半数が、ほぼテレビを見ないという「衝撃的データ」を昨年、NHK放送 文化研究所が発表しました。

スマホやパソコンならTVと違って自分が見たい動画をみれますから、面白い事にTVを見る時間がなくなっている印象ですね。

当然、芸能界にも影響があって当然です。

そんな中、受信料払いたくない若者が増えています。
「NHK受信料を払わなくていいTVがドンキで売れています!」の記事はこちらです。

大物芸能人のYouTube

大体、知っているつもりですが、中には所属事務所が運営している芸能人のYouTubeもありますね。

有名どころを探ってみました。

①江頭 2:50

チャンネルURL  エガちゃんねる

②中田敦彦

チャンネルURL  中田敦彦のYouTube大学

③宮迫博之

チャンネルURL  宮迫ですッ!

④梶原雄太 (カジサック)

チャンネルURL  カジサックKAJISAC

⑤ローラ

チャンネルURL  Rola Official

⑥佐藤健

チャンネルURL  佐藤健/ Satoh Takeru

⑦香取慎吾

チャンネルURL  SHINGO KATORI

⑧渡辺直美

チャンネルURL      NAOMI CLUB

⑨辻希美

チャンネルURL      辻ちゃんネル

⑩草彅剛

チャンネルURL   ユーチューバー草彅チャンネル

ざっくり、並べてみましたが、お笑い芸人の方を中心に俳優業の方もいますし、ヒロシのような「ソロキャンプ」でブレイクした方や、渡辺直美のように海外から発信している方も多く、石橋貴明や所ジョージやヒロミ等の趣味の多い大物タレントも参入していますし相当な数になっています。

ファンの方は確かに嬉しいですよね、TVから色んな事情で離れた方にもチャンスを与えてくれているのがYouTubeがその大きな一つです。

ファッションや料理、面白ネタで笑わせてくれたり感動させたり元気にしてくれるのも楽しみです。

渡辺直美さんが、コロナ禍で一緒にご飯食べようって企画の動画などアップしてましたが彼女は人を元気にする天才だと思いました。(ただ、食べて雑談して笑っているだけ)

今までは、芸能界の方が発言しても大事なところをカットされていたり週刊誌に書かれ放題の事も多い中、自分の言葉で伝えられる魅力ってありますよね。

「上沼恵美子ちゃんねる」をはじめ、今後のネットでの展開が楽しみですね。

素人がネットからスターになる時代も並行して、しばらく続いていきそうです。

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まとめ

YouTubeの世界が少しずつ変わってきている中、私は英語学習や情報収集に役立てている日々です。

その中でも、凄いスターが現れたりします。

今は何でも選択の時代で、TVを消して自分の興味のあるものだけを見る事が出来ますし、ネットでサクッと世の中のニュースや情報もとれる時代になりました。

1953年2月に本格的にTVが放映されて70年目に入りましたが今後はどんな変化があるのか楽しみですね。