初夏になると真夏の西日対策が大変ですね。
すだれや遮光カーテン、変な対策は部屋が真っ暗になります。
グリーンカーテンって憧れますよね、一度作ってみたいなぁ、と誰しも考えた事があるのではありませんか?
ゴーヤの育て方がわかったので今度はゴーヤのグリーンカーテンにチャレンジしてみます。
多分、茶色のシェードなどに比べたら、お部屋から、緑の光に包まれてテンションも上がりそうです!
今度は、収穫だけが目的ではないのでまたまた、調べてやって行きます。
とにかく西日が強いので何とかしたいものです。
リタイヤ後に、やってみたかったゴーヤのカーテンにチャレンジです。
目次
準備しましょう。
時期が大切です!
カーテンを茂らせる為に、5月に入ったらすぐに苗を植えましょう。
真夏に間に合うようにやりましょう!
◎苗
初心者はやはり、苗からが良いと思います。
一つのプランターに苗を一つだけで良いのでコスパもいいです!
◎プランター(植えたいところに花壇があるとこは不要)
プランターは横幅50㎝×奥行き30㎝×深さ30㎝位を用意しよう。
◎野菜花用培養土 底石 肥料
一つのプランターに20ℓは入れますので、20ℓをプランター分用意します。
◎支柱(2階のベランダから吊り下げる時は不要)
窓の上の方に立てかける時は窓の横の長さとプランターや地面からの高さを測っておく
◎園芸用ネット(10㎝~15㎝角が良いようです、100均にもある)
2階から用のネットも最近は良く見かけます。
◎緑の結束バンド、ワイヤー入りテープ(緑)
カーテンにしたときになるだけ緑のテープや結束バンドを使った方が見た目が良くなるのでお勧めです。
園芸ネットを張ろう!
◎プランターを使う時は先に土を入れて用意しよう。
プランターの下に水捌けの為の底石を適量に入れ込みます。
20ℓ程の培養土を入れ込みます。
この時、土に混ぜるタイプの肥料なら土と混ぜておくといいですよ。
◎2階から吊るすパターン
結束バンドなどを使い固定する。
下までネットをつたわせて、ネットをプランターの下に敷き込んで安定させて置くといいです。
◎支柱を使って立てかけるパターン
我が家のパターンはこれです。
サッシ窓が4枚で毎年西日に苦しんでいます。
窓枠が広いので長さを測り縦に3本、横2本の支柱を結束バンドで固定してネットを貼り付けて、エイャと立てかけました。
下の方はプランターの中に差し込むようにしてみました。
窓下が花壇の方は、花壇に支柱を差し込めばいいです。
苗を植えましょう!
土を入れ込んだプランターに苗を植えれる位の穴を開けて真ん中に1つだけ植えます。(私はてっきり最初は3つか4つ植えると思ってました!)
グリーンカーテンにするにしても、かなり大きくなるので1か、せいぜい2つです。
(その時は30㎝は間をあけます。)
花壇に植える方は同じ要領で、30㎝はあけて植えて下さいね。
この後、植え終わったら水をたっぷり与えましょう!
西日対策の為にも摘芯は必要です!
ゴーヤの収穫だけでなく、西日対策のグリーンカーテンなので、収穫の時の要領とは少し違いがあります。
何かって?それは日よけの為の、葉っぱを優先的に繁らせる事なのです。
◎摘芯を水やりのたびにやろう!そして実を摘む。
摘芯のやり方は、ゴーヤの育て方を知りたい の記事に詳しく説明していますから見て下さいね。
摘芯を繰り返しフサっフサっにするところまで同じなんですが、小さな実がついたら大きくならないように摘んでいくのです。
(エーっもったいない!)
幾つか自宅で食べる分くらいは摘まずに大きくして摘芯の時にサッサと摘んでいきます。
実に栄養を取られ過ぎると葉っぱに栄養が不足しがちで、生き生きとした葉っぱに育ちにくいのです。
西日がマックスの時にかなりの高さになりますから楽しみにしていて下さいね。
水やり、摘芯、小さな実を摘む この三拍子です。
かなり大きくなりますから重さもあります。
緑のワイヤー入りテープで、支柱やネットにずり落ちないように固定していきましょう!
グリーンカーテンはやっぱり、誘引も大事ですね!バランスの良いカーテンにしましょう。
グリーンカーテンが完成しました!
憧れの、グリーンカーテンが完成しました!
キャー嬉しい!
我が家の成長ぶりは、GWに植えて、7月には窓の半分ぐらいの高さになって、8月10日のお盆前には綺麗に窓一面に覆われましたよ、所々、黄色の可愛い花が咲いてそれは可愛らしいものでした。
今回は葉を繁らせる事を優先しましたが、それでもゴーヤの恵みは多く、我が家の食卓に並びました。
家の中からの緑のカーテンの美しさは格別です。
緑の光に包まれているような気分になりかなり癒されました。
よく、ビニールで作られたグリーンカーテンがホームセンターに売られていて便利ですが、本物の癒し効果は違いますね。
西日対策にも、しっかりなりました!
ゴーヤの終わりの時期
9月の半ばには、カーテンも黄色が目立つようになり枯れてきます。
ネットを取り払い、葉っぱを剥がします。
丈夫なネットなら、又来年使えそうです。
葉っぱ類は隅でしっかり枯らしてから、可燃ごみに出しました。
素敵なカーテンを有難うございました。と感謝でお別れです。
我が家で作ったグリーンカーテンの写真がありますので、良ければ参考にして頂くと嬉しいです。
実は、グリーンカーテンを作るときに、調べたのですが西日に間に合うかわかる写真を見つけられずにいましたので、こちらの日誌もゴーヤのグリーンカーテンを記事に追加しました。
5月のGW中のゴーヤの様子
こんな風に苗を植えて見ました。
まだ、ゴールデンウィーク中で、朝晩はまだ寒かったです。
横幅が50㎝のプランターです。
人によっては間を30㎝ほど空けて一つのプランターに2個植える方も多いようです。
私は近所の家庭菜園プロのおじさんのアドバイス通りに一苗づつ植えてみましたが、この時はこんなのでグリーンカーテンが果たして出来るものかと不安になりました。
取り合えず夕方になったらホースでたくさん水をあげました。
6月12日のゴーヤの様子
1か月ぐらいするとこの位に成長しました。
プランターが日に焼けるので、長持ちさせようと、DIYで手作りプランターカバーを作ってみました。
しかし、まだカーテンになるには頑張って成長してもらいたいものです。
梅雨に入ると水やりが楽ちんになりますよ!
7月11日のゴーヤの様子
7月になると、窓の高さの三分の一程度まで成長しました。
よそのゴーヤを見ると、上までもう届いているゴーヤも見かけました。
黄色の花がとても可愛く咲きます。
さすがに朝と夕方の水やりが必要になりました。
この頃からゴーヤが収穫できるようになりました。グリーンカーテンが目的なので必要ない分は、早めに摘み取り葉っぱに栄養が行くようにしました。
追肥がちゃんと出来てなかったかも知れません。
しっかり肥料を足してあげました。
自分が育てているとよそのゴーヤも気になるものですね。
うちは西日対策でやってますが、よそでは南側にしていたり様々な向きでカーテンにしていますが、やはり西向きが多いような印象でした。
8月11日のゴーヤの様子
お盆前にカーテンが8割位完成でしました。
かなり西日対策効果も感じられるようになりました。
全体の重さはかなりあるような印象です。
ツルが太くて大きくなっていきます。
根っこもプランターの下からはみ出てきていました。
凄い生命力なんですね!だからゴーヤは身体にいいのですね。
8月22日のゴーヤの様子
これが、我が家のグリーンカーテンのピークでした。
家の中も、緑の光がこぼれるようなさわやかな印象になりかなり癒し効果があります。
このピークを境に、黄色の葉が多くなっていきました。
肥料のやり方が少し少なかったのかな?と思ったりしています。
でも、初めての体験で、とても満足しました。
内側からの写真をのせますね。

明るいけれど、眩しくない部屋のイメージが伝わったでしょうか?
苗を多めに買ったので余ってしまってお友達におすそ分けしました。
初めは素敵なプランターを買って喜んでいましたが、釣りが趣味でなかなか水やりや、摘芯が出来なかったらしいです。
摘芯を殆どしていないので、上にひょろりと伸びて、カーテンにはならなかったと言っていました。
それでも、ゴーヤが数本採れたと喜んでいましたから良かったです。
摘芯と、追肥などをしないとこうなるのだ!と参考になるので写真を撮らせて貰いました。
下の写真がそうです、8月25日の友人のゴーヤの様子です。
こちらも撤去の日が近づいて来ています。
まとめ
あこがれのグリーンカーテンは初めてでしたが、完成した時はとても嬉しかったです。
観葉植物もしかり、本物と造り物ではオーラが違います。
ただ、生き物なので、水やりなどは本当に今回も大切だと思いました。
花壇に植えるなら、土が乾きにくくプランターより水やりをサボれるかも知れません。
やったことがない事を経験するのはやはり楽しいですね。
上手な方は9月いっぱいまで繁らせているようです。
西日に悩んでいる方は、収穫を兼ねたゴーヤのグリーンカーテンを一度、やってみませんか?