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【天才落語家・立川談春が語る嵐・二宮和也との秘話とは?】

2022年1月30日放送の日曜日の初耳学で「インタビュアー林修」」時代のカリスマ天才落語家・立川談春がゲスト出演しました。

今回のお話の内容での、立川談春が語る「二宮和也」との秘話がとても面白かったので紹介します。

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「赤めだか」で談春役を演じた二宮和也

嵐の二宮和也さんが、役者としても天才だと言う評判はこれまでも良く聞く話だ。

「赤めだか」の作品を通じて立川談春が語った「二宮和也」とは?

二宮和也との衝撃の初対面

立川談春の話からして2000年頃に二宮和也さんと初めて会うことになる。

笑福亭鶴瓶師匠に「お前に会わせたい人がいるから来い」と呼び出されてお料理屋さんに行くと三浦友和さんがいて「初めまして」と挨拶して談話する。

暫くすると、笑福亭鶴瓶師匠が「もうちょっと盛り上がりたいな、誰か呼ぼうか」という流れになり、二人の共通の知り合いにしようとなった。

そこに「チィ〜ス」とビーチサンダルを履いて現れたのが二宮和也さんだ。

見た時は「張り倒してやろうかと思った」くらいの「なんだこりゃ?」と言った衝撃的な印象だった。

その上、ずっとタメ口で喋っているのを見て、段々イライラしてきて目があったから「タメ口は君の後一門の芸風?」と聞くと「御一門?」と言われた、最悪の初対面の印象でした。

5年後に談春役をやってくれた二宮さんに「あのタメ口は何なんだ?」と尋ねると、「尊敬はしているけど、いつまでも敬語だと永久に先輩後輩で、この線を超えていけない」という持論を話してくれた。

談春は、これを聞いて反省したのだ。

林修曰く「全く違う人間関係の作り方なんですね。」とコメント。

談春はこの話を聞いて、どちらが先輩にとって嬉しくて自分にとっても得るものが大きいかと言ったら、つまんない所で線を引いている僕よりも、彼の方がお互いが幸せになれると思った。

「赤めだか」二宮和也主演決定

衝撃的な初対面から5年後に、二宮和也・ビートたけし・香川照之の「赤めだか」がドラマ化される。

ここにも芸能界の重鎮が関わっていた。

言い出しは笑福亭鶴瓶師匠で、「お前の赤めだかは絶対、映画かドラマにせなアカン!俺に任せろ」と連絡がある。

後から聞くと二宮さんにも笑福亭鶴瓶師匠から電話があり「二ノ、赤めだかせえ!お前、立川談春役やええな!!」と言われて何だかわかんないけれど「はい」と言っておいた方がいいなぁと返事。

その後、話は進み二宮和也さんは、主演立川談春役に決定する。

立川談春が驚く二宮の天才ぶり

撮影が始まり、落語のシーンがあり「文七元結」という難しい落語を二宮さんはやらないといけない。

「文七元結」とは江戸時代の博打好きの長兵衛の話で登場人物が多く長い演目で難しい一題都言われている。
反対にこれが出来れば一人前だと言われる演目である。(Wikipediaより)
これを二宮さんがやるとなれば談春は心配したはずです。

談春が心配しているとプロデューサーが「落語の音を渡して下さい!」と言われたので談春は落語の音だけ渡して後は何にも教えていないのに、実際の二宮さんの落語をみると凄かった。

兄貴分のさだまさしがドラマでお寿司屋の大将役で出ていたが撮影が終わってすぐやって来て「お前!教えたのか?」と言われたので「何にも教えていない」と言うと、さだまさしが「天才だな、お前だぞあれ!」とかなり驚いていた。

番組でも中島健人(Sexy Zone)が、二宮和也さんの天才ぶりを話す。

役作りをしない天才が二宮さん!
普通、役者さんは本番前まで役作りしている方が多くて誰とも喋らずに雰囲気を作ったりしている方が多いのですが、二宮さんは本番寸前までゲームしていて(ゲーム好きで有名ですよね。)本番始まると急に号泣するので、そのスイッチどうなってんの?と思うことがあります。

一番怖い人ですね。

 

エッセイ集「赤めだか」とは?

立川談春の仲間や師匠立川談志との師弟関係や青春の思い出がたくさん詰まったエッセイ集です。

累計28万部の大ベストセラーになり、講談社エッセイ集を受賞しました。

中学時代の芸能鑑賞会で、立川談志に出会いすっかり惚れ込み、弟子入り希望で師匠を尋ねます。

親からは猛反対を受け、親は不慮の事故で死んだと嘘を言って新聞配達をしながら弟子入りします。

落語家を目指す苦悩を描いた自身の半生を綴ったエッセイが「赤めだか」なのです。

*今や立川談春は、天才落語家だけでなく、日曜劇場の「半沢直樹」や「下町ロケット」「ルーズヴェルト・ゲーム」にも出演して役者としても異彩を放つ。

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まとめ

立川談春さんの天才ぶりもよくわかった番組でしたが、その中でも二宮和也さんとのエピソードは面白かったです。

確かにタメ口に関しての意見は様々ですし、立川談春が驚かれたのも当然です。

もちろん、笑福亭鶴瓶師匠と二宮さんの信頼関係の中でのタメ口だと理解できますね。