2022年4月7日放送の新番組「所さん!事件ですよ」で【盗難相次ぐ!トレーディングカードの謎】について紹介されました!
今トレーディングカードの価値が上がって盗難も起きているといいます。
確かに20年以上前に世の中に出て子供たちの間で流行りましたが、まだまだ人気だったのですね。
目次
盗難相次ぐトレーディングカードとは?
このトレーディングカードは1996年に発売されて、その後も1999年〜と2022年〜と発売されているカードで対戦できるというものなのです。
定価は5枚入りで150円から300円程度の商品です。
発売当時から子供たちの万引き問題もありコンビニでは店頭に見本を置いて販売したりの工夫もありましたが、今は大人の盗難が問題になっているようです。
大人がトレカを万引きするのは何故なのでしょうか?
リサイクルショップでもトレカの盗難
あるリサイクルショップで盗難が起きていました。
ケースをバールで開けられて「ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」が盗まれました。
驚くのはその価格1枚で、なんと15万円といいます。
子供のおもちゃなのに価格が高騰していて空前のトレカバブルなのだそうです。
1枚600万円?トレカバブルの追跡
東京の中野区にトレカバブルの実態を教えてくれると言うお店がありました。
レアなトレーディングカードを販売している「magi」というお店です。
トレカ事業責任者 柴田雅人さんがレアなカードを紹介してくれました。
*2015年の大会の上位8名に配られたカード 374万8000円
*純金で出来たカード「ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」 600万円
少しでも傷が付けば価値が落ちてしまうのでコレクション用にアクリル板に収納されています。
ここ数年で価格が数倍から数十倍に高騰しています。
高額カードはなぜ売れるの?
番組のディレクターは本当に高額カードが売れるのかお店で引き続き取材しました。
そうしたところ次々と高額なカードが売れていくのです。
ここ数日で40万程の高額なカードを購入したお客様のコメント
今トレカバブルで投資目的で買う方が増えているので購入しています。
トレーディングカードの魅力
今年の秋葉原ではトレカの新発売のために大行列が出来ました。
今、子供時代に遊んでいた若者が再びハマるケースが多いと言います。
*何が入っているのかわからないので、開ける時の楽しみがある。
*まれにレアカードが入っていて、当った時は喜びがある。
レアカードなどは1800枚に1枚とかの確率だったりするようです。
(レアカードでそれぞれ確率が違うようです。)
元YouTuber しゃま
元YouTuber しゃまさんがゲストに来ていました。
トレーディングカード界では知らない人がいないくらいの有名人なのです。
しぁまさんの私物のレアカードの紹介がありました。
*レアカード リザードン 時価 10万円
*レアカード 青眼の白龍 時価 8万円
*レアカード ブラック・マジシャン・ガール 闇 600万
この600万の「ブラック・マジシャン・ガール 闇」のカードは世界に400枚と言われています。
何だか私は高額レアカードを見て、ビックリマンチョコのキラキラシールとビットコインを連想してしまいました。
調べてみてびっくりしたのですが、ビックリマンシールもレアで高額取引されていました。
しゃまさんの話では、20代〜30代世代にとってはトレーディングカードに思い入れが強いのです。
高級ワインや腕時計のコレクションと同じなんですよと話されていました。
しゃまさんは今はYouTubeを引退のようですが前の動画は結構みれます。
トレカバブルで投資
この近年のトレーディングカードの高騰がビジネスを生んでいるようです。
それは、何百万出しても欲しいというマニアがいるわけですから、そうなりますよね。
海外でトレカで年商1億
アメリカでもBIGビジネスになっています。
アメリカのネブラスカ州のトレカでビジネスをしている方の家を番組スタッフが尋ねたところ、至る所に防犯カメラが設置してあります。
出迎えてくれたのは ブライアン ジェンタイルさんです。
防犯カメラを12台も付けているので近所で麻薬のディーラーだと思われているとのことです。
部屋にはお宝だと言うトレーディングカードが30種類以上、日本から新製品のカードを取り寄せています。
アメリカでは日本のトレーディングカードが大人気で大手スーパーでは客が殺到し、暴力行為の恐れからトレカの販売を中止しました。
ブライアンさんは、日本からの直接仕入れに成功してネットで販売しています。
ブライアンさんのお話
*昨年は1億4000万の売り上げで、今年は2億を超えるだろうと予想している。
年収は仕入れなど引いて3000万くらいかな。
*ネットのライブで仕入れたカードを開封しながらレアカードを引き当てるワクワク感を共有して購買意欲を煽る作戦さ。
ネットを見た顧客は箱単位でどんどん購入していく。
*みんなゴールドラッシュの金塊のようにレアカードを探している、でもゴールドラッシュで本当に儲かったのはシャベルを売った人だ。
俺たちはシャベルを売って儲けているんだ。
と笑顔で語っていました。
トレーディングカードで副業の実態は?
東京秋葉原でトレーディングカードの投資をしている方の話を聞けることになりました。
現れたのは30代半ばの匿名の男性で誰もが知る大手企業の会社員でした。
投資目的で休みの日は数十件のお店を見て回っているといいます。
今までで100万円以上のトレーディングカードを買い、自宅に保管して値が上がるまで保管していると言います。
何故トレカの投資を始めたのか?聞いてみた。
コロナの影響で会社の業績が落ち込み、給与も20万前半にまで落ち込んでしまった。
生活に不安を感じるようになった。
そんな時に子供の頃に夢中になったトレーディングカードの価格高騰を知り試しに買ってみた。
買った500円の袋から2万円で売れるカードが出てきた事で「凄いなぁ」と思い投資が始まった。
おかげで合計100万で買ったトレカが200万円相当の価値になっている。
今後の昇給も見込めないので、生活の為にも潤う事が出来たらと思う。
何だか切実な印象も受ける投資の印象でしたが、きっかけがわかりやすかったです。
海外でのケタ外れな事件
日本のトレーディングカードが人気なのは世界規模であり、70以上の
国と地域で発売されているカードもあるのです。
40万枚の偽造トレーディングカード
日本のスペイン版のトレーディングカードが上海の空港で昨年11月に押収されました。
なんと全て偽造カードだったのです。
40万枚(重量7.6トン)全てが偽造カードだとわかりました。
アメリカの人気YouTuber ローガン・ポールさんは日本のトレーディングカードを4億円分購入したところ、全部偽物だったと発覚しました。
ただローガンさんは、この偽物トレカのYouTubeで稼いでいるのでは?とも考察しています。(なるほど!)
1枚なんと10億円の伝説のトレーディングカード
しゃまさんが教えてくれたカードゲームの優勝賞品で世界に1枚しかないトレーディングカードがあるそうです。
「カオス・ソルダー 地」 9億9000万で出品されてその後は謎なのですが美術商にあるのか、まだ定かではないそうです。
なんとも凄すぎる価格でビックリするしかありません。
大分発日本猿のトレーディングカード
観光の起爆剤として大分県の山のなかで売られていたのです。
ここは大分県の高崎山自然公園で、コロナの影響で観光客の落ち込みが大きく、なんとか盛り上げるものはないかと考案されました。
高崎山自然公園は1000頭近い野生の猿を見る動物園なのです。
日本猿のトレカのプレミアムカード
ここのスーパーレアカードは伝説のボス猿 ベンツ です。
とにかくケンカが強く、800頭の群れに一匹で乗り込んでいき群れを解散させた武勇伝の持ち主なのです。
なかなか猿のトレカの盛り上がりがない
期待とは相反して、猿のトレカの反響は今一つのようです。
しぁまさんが言うには、アニメや漫画などと連動させると人気が出ると予想しました。
ボスざるの武勇伝などの物語があるといいようです。
確かにトレーディングカードってアニメなどと連動していますよね。
高崎山の猿物語の漫画って面白いかも知れません、大分県がんばれ!
今回の取材のカードは、ゲーム型のカードですね。
私は前に小売業をしていたのでカードを販売していましたが、確か粗利は高い方でした。
だから売れれば利益は出るのですが、とにかく子供たちの万引きには困りましたね。
損害も大きいわけですが子供たちからしたら、欲しくてしょうがないわけです。
見つけると奥に呼んで、親に連絡することもありました。
トレーディングカードは昔から仮面ライダーカードとかスポーツ選手のカード等がありました。
仮面ライターカードが欲しくてスナックについているのをたくさん買ってお菓子は砂に埋めているという社会現象がありました。(少し甘めのスナックはあんまり人気なかったのです。)
ポケモンや遊戯王、デュエルマスターズなどはカードで対戦できるのでよく売れていました。
カードを販売している会社も儲かっていそうですが手に入れて高額で販売している人達は凄いですね。
まとめ
今回も面白い内容でした。
トレーディングカードが投資になっているとは凄いですね。
しゃまさんが言っていたようにコレクションは「思い入れ」という言葉に説得感がありますね。
カードで遊んだ思い出などがカードを持つ事で蘇ったりして満足感が得られるのは他のコレクションと同じわけです。
昔、遭遇した万引き少年たちも立派な大人になっているのでしょうね。