初めて知った、「シラブル」(音節)という言葉ですが、私はこれを知った時にかなり驚きました。
フォニックスや発音記号、アクセントなど理解したつもりで、単語や文章を声に出して読んで見ますが、なんかしっくりきません。
特に長い単語は12文字などざらにあるので、何でこんなに長い文字なんだ?と?とイラッとしたりしていました。
そんな悶々とした私は、「シラブル」を知ることになるのです。
目次
シラブル(音節)とはどんな意味?
シラブル(音節)とは、音声の流れにおける最小のまとまりのある単位を言います。
「え・い・ご」は3シラブルの3音節というわけです。
つまり、リズムなのです。「タ、タ、タ」みたいに手拍子で表すとイメージしやすいですね!
日本語は「母音」だけの単独か「子音」+「母音」の組み合わせ
例えば 「赤」は「AKA」
「車」は「KURUMA」
必ず母音で終わりますので、はっきりした印象です。
母音だけの時以外は必ず、子音の後に母音が来ると言う言語です。
「くるま 」は3文字で、3シラブルになります。(手拍子3つ!)
ローマ字にすると6文字になるのです。
(そう言えば、最初にローマ字を習った遠い昔に文
字がやたらに長くなるのに違和感があった記憶があります。)
と言うことは、母音以外は、二文字で一音節を言っているわけです。
英語は「母音」単独と「子音」+「母音」+「子音」の組み合わせが多い
例えば 「a」は 「a」
「can」は3文字で1シラブルの1音節なんです。(手拍1つ!)「タン!」
英語の場合は1シラブルは「タ」ではなく「タン」の手拍子がちかいですね。
「a」の前後に子音が付いていますが、一拍で発音するわけです。
驚くことに日本語と違って、母音の前後に1個以上付いていたとして、3文字以上でも1シラブルになるわけなのです。
(例) spring 6文字だけれど 手拍子1つになります。「タン!」
何だか、ビックリですよね!
これを知った私は、長い単語の母音を数えて、手拍子3なんだ、4なんだと何か発見したような気分になりました。
日本語はローマ字6文字で3シラブルなので、英語は母音の数に気を付ければ何シラブルか
わかるわけです。
これがわかれば、かなりネイティブに近づきそうな予感がします。
シラブルについて凄くわかりやすい動画
これもシラブルについての動画です。
マクドナルドは日本では6シラブルで発音していますが、実は3シラブルなんですよね。
3シラブルと言えば「わ・た・し」と言っている文字数と同じなわけです。
そうか、マックは2手拍子か、、。
外人の人は略さなくていいわけですね。
6語で言えば通じないわけです。
シラブルを理解していないと、海外へ行ってもマックに行きたいって伝えれないわけですね。
あいうえおフォニックスでも、かわいい説明がありました。
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英語の発音には「シラブル」は不可欠!
やみくもに、英語を聞いてスピーキングの練習をしていた私でしたが、ただ真似をしていただけで、このシラブルについては殆ど気付きませんでした。
日本語も、今まで音節やシラブルなどを気にしたことが無かったという感想です。
多分、ネイティブの方も自然にこのシラブルで話しているだけだと思いますね。
英語を勉強する私にとっては、このシラブルは重要だと思いました。
英語は「子音+母音+子音」に分けてみるのがポイント
英語はこの3つの組み合わせで(子音が増えるパターンも多い)一つの塊で、1シラブルと理解することが大事です。
このことが、リンキングを起こしている一つの原因だと思いますね。
文にしても単語の終わりが子音で次の単語の頭に母音が来れば、繋がって行きやすくなります。
母音の数でシラブルの数も把握しやすいですね。
日本語と英語のビートの違い
「機関銃英語が聴きとれる」上河一秋 著 の本の中でビートについての説明がありました。
リスニングの鍵はシラブルとビートであり、日本語は2ビートだが、英語は3ビートです。
3ビートの英語を2ビートの日本語の耳で聞こうとしても聞き取れないのです。
日本語は「ダ ダ ダ」というリズム
英語は「ボン ボン ボン」というリズム
(例)日本語 TE-NI-SU (ダダダ) テニス
(例) 英語 Ten-nis (ボン ボン) テェン ニィス
これで、かなりシラブルの事が理解できたような気がします。
後は、聞き取れたり、綺麗に発音できれば嬉しいのですが、理論が理解できても出来ないと意味がありませんから、練習あるのみですね。

⇑とうとう見つけちゃいました!目からうろこの発音方法。
まとめ
色々、調べて行くと今度は「シラブル」と言う、またまた学校で習っていない法則?の壁に当たりました。
意味を調べて行くと結構大事なんだと思いました。
簡単に言うと、リズムなわけです。
英語と日本語ではリズムが違っていたわけですね。
このシラブルから生まれる、リズムを無視していては聞き取れない、喋れない原因になるわけで、不可欠なのです。
今回、6文字とかそれ以上の文字数でも母音が一個しか入っていないと、1シラブルだということに一番驚きました。
方言なら、日本語でも同じように2文字以上でも1シラブルに聞こえる言葉はあるかも知れませんね。
こんな発音をわかりやく理解できる方法はないのでしょうか?
まだまだ、私の英語難民的な漂流は続きます。