英語難民漂流記

英語のリンキング(リエゾン)って何?聞き取れない文章の解決方法が知りたい!

英語のリンキング(リエゾン)って何?聞き取れない文章の解決方法が知りたい!

さて、フォニックスや発音記号も練習して、何となく単語の読み方や発音もいい感じになってきたような気がしました。
次は短文のリスニングとスピーキングにチャレンジする事にしました。
ユーチューブや、短めの文章のある英語の教材などを揃えて、文や動画を見ながら音声を聞いて行きます。
へェ⁉なんだこれ??一語一語なら読めるのに文章で聞いた途端、聞き取れないし、なんか消えてる文字もあるし、最初は困惑してしまいました。
昔、英語は周波数が違うので、日本人には聞こえないという話を耳にしたことがある(まさか)喋れる人たくさんいるし、、。
何だか、一人悶々としてきました。

「どういう事?」私の耳がおかしいのだろうかと?まず自分の耳を疑ってみました。

文章の聞き取りが出来る解決方法は、ないのでしょうか?

「リンキング(リエゾン)」と言う項目に目を見張りました。
エー!?こんな言葉を習った記憶がありませんでした。(忘れているのだろうか)
リンキング(リエゾン)は?何でしょう?もしかしてこれが聞き取れない原因なのでしょうか?

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リンキング(リエゾン)とは何ですか?

さて、リンキングとは何でしょう?調べて行くとたくさん出てきました。
英語でリンキングと言い、フランス語でリエゾンと言います。
と言うことは、フランスで語でも同じなのだろうか?
なので英語学習中の私はリンキングで覚える事にしました。
連結と言う意味を持っています。

でもね、学校できちんと習った記憶がないのです。
あっ、でも サンキューは日本語でも連結していますね。
誰も、サンク ユー って言いませんよね、なるほど。
ざっくり言うと、単語と単語の間に発生する音声変化の事を言うようです。

でも、やっと単語の発音の仕方が分ってきたのに、又そんな法則みたいな事も覚えなくてはいけないとは、、トホホホっていった気分でへこみました。

リンキングは連結と言う意味で3つの連結がある

連結の仕方は3つあります。
連結と言うことは単語を繋げて発音すると言う事でしょうか?

  1. 「子音」+「母音」で音がつながる
  2. 「母音」+「新しい音」+「母音」で音がつながる
  3. 「破裂音」+「y」で音がつながる

「子音」+「母音」
(例) Can I 「キャン アィ→キャナィ」

「母音」+「新しい音」+「母音」
(例)go ahead 「ゴゥ アヘッド → ゴゥワヘッド」
[w](ワ)の音を入れて繋げる。

「破裂音」+「Y」
(例)help you  「ヘルプ ユー →ヘルピュー」
2つの音が繋がって別の音が現れる。

結局のところ発音しやすいように言っているだけのような気がします。
でも、「アーそう言うものなんだー」と思うことで困惑感が随分緩和しました。

連結のリンキング以外にも法則がありました。(覚える自信ない、嫌だなぁ)

「脱落」(リダクション)と言う発音されなくなる法則

音が発音されなくなることを「脱落」と言います。
音が落ちるとも言います。

「子音」+「子音」で落ちる
(例)  stop calling   「スタップ コーリング→ スタッコーリング」
Pの音が落ちる

破裂音や摩擦音が来ると落ちやすいようです。

文末の破裂音が落ちる

(例)I did it. 「アイディドゥイットゥ→アイディディッ」
tの音が落ちる

なので聞き取れないのではなくて、最初から発声されてないのですね。

「同化」と言う違う音になってしまう法則

「同化」は連結と似ているがスペルと違う音になります。

(例)  get you   「ゲットゥユー→ゲッチュー」
「トゥ」が「チェ」に変わっている

「はじき音」(フラッピング)と言う破裂音を破裂させない法則

「はじき音」とは、破裂音の「t」や「d」を破裂させなくて「ラ」の「L」の音に変化します。

(例) water   「ウォーター→ウォーラー」
「母音」に挟まれた 「t」や「d」に変化しやすい

(例) What is it? 「ワットゥイズイットゥ→ワリズィッ」

別もの感が凄いですが、良く聞くフレーズですね。
結局のところ、スムーズに、楽に話せるために変化させているわけですね。

スピーキングとリスニングの為にも「フォニックス」と「発音記号」がわかれば、今度はこのリンキングを理解するしかないですね。

さてここで気分を変えてリンキングが理解しやすい動画をご紹介します!

 リンキングが理解しやすいお勧め動画

 

「あいうえおフォニックス」ではかなりわかりやすく説明してくれています。
やはり、リンキングって自然に発生しているもののようですね。

サマー先生の動画ですが、リンキングのところを詳しく毎回説明してくれます。
ただ、凄い美人なので、ついつい見とれてしまいがちになります。
日本語もとても上手で毎回感心して見てました。

 

こちらは、全部英語なので、YouTubeの翻訳を使って日本語字幕で見てみてください。
ものすごく、分かりやすいリンキングの説明です。
こちらも美人なユーチューバーですが、理解が深まりました。

 

音声変化って何故あるのでしょうか?そして何故必要なのでしょうか?

もしかしたら、英語圏の人たちは自然にリンキングしているだけなのかも知れま
せん。
でも、リンキングが自然に使われている事を知らないと困惑するわけです。

私の中での結論は、殆どの英語の文章がリンキングしていると思って間違いないという感想です。

私の解釈では、息継ぎも関係しているような気がします。
長い文章を追いかけて読んだときに、すぐに息が切れてしまい、いつ息継ぎをするのだろうか?と調べ直した事がありました。

そうしたら、どのブログや著書にも、なるだけ息継ぎをせず、一度に喋るようにすると良いとありました。(想像しただけで酸欠になりそうです。)

日本語はリンキングなどもないので、文章も切りやすく息継ぎしやすいですよね。

これってもしかしたら喉の開き方に関係あるのかも知れませんね。
またこの辺を調べて、勉強に生かしていきたいと思いました。

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まとめ

リンキングって何だろう?聞き取れない文章の続出で困惑しましたが、随分理解が深まり解決方法も見つかりました!

しかし、正直覚えるのが面倒に感じました。(多分自然に発生しているので、暗記しているとは思えません。)

こんな、めんどくさがり屋にリンキングの攻略方法を思いつきました!

リンキングしている文章を文字を見ながら聞いて、発音していく事が一番、私に合いそうです。(ほとんどリンキングしている!って世界ですね。)

いちいち、これは子音と子音だから、とか子音の次に母音だとか、考えるのもやはり、ややこしい気がします。

大抵の英語の文章がリンキングしていることがわかったので、音声を聞いてリンキングを学ぶのが良いのかな?と思いました。

リンキングの情報は一度、法則を把握したら、確認したいときにチェックするようにするのがストレスを感じないような気がしました。

まだまだ、めんどくさがり屋でもある私の英語難民的な漂流は続きます。