リタイア後の住まいは都会が良いのか、田舎が良いのか考えたことはありませんか?
リタイア後は元々育った場所に都会から帰ってくる方もいますが、意外と今住んでいるエリアで暮らしたいと思っている方の割合や特に考えてない方も多いのが現実です。
では、今住んでいるエリアの特性を生かすことでリタイア後の生活を楽しんだり、問題点の解決方法があれば知りたいですね。
中には田舎暮らしを望んで移り住み、成功している方や後悔している方の話も聞きます。
都会に住むのと田舎に住むのとでは、どんなメリットやデメリットがあるの知っておくと最適な住まいの選択ができますね。
リタイア後を楽しむために少し先になる方も一緒に考えて行きましょう。
目次
リタイア後に都会に住むメリットとデメリット
都会はどのようなメリットがあるのでしょうか?都会と言っても地方都市や大型都市まで様々です。
今、住んでいることろが都会や、やや都会かな?という方も多いと思います。
都会に住むメリット
*交通網が発達していてアクセスが良い
イベントや旅行などアクセスが良いと車も必要がなくコスパも良い。
*買い物の施設や医療施設も多いので便利
徒歩圏内にスーパーや病院も多く田舎に比べて便利。
日々使う場所なので徒歩圏内なら交通費がかからない。
*アルバイトや再就職なども探しやすい
人口が多い地域はアルバイトや仕事の種類も多く見つけやすい環境。
都会に住むデメリット
*家賃が高いし住居が狭くなりがち
地方などに比べれば家賃は高くなりがちで、地代も高いので住居もコンパクトになりがち。
*自然が少ない
公園などはあっても、田舎に比べれば自然は圧倒的に少なく家庭菜園などは遠くなることが多い。
*人口が多いところは混雑するところも多い
交通のアクセスはいいが、混雑もすることが多く利用時間や曜日の考慮も必要。
リタイア後に田舎に住むメリットとデメリット
反対に田舎はどうなんでしょうか? 田舎といってもアクセスの良い便利な地域から限界集落のようなところまであります。
比較的、便利の良い田舎もあることでしょう。
田舎に住むメリット
*家賃が安いし広い物件が多い
都会に比べれば、同じ家賃でも広い庭付きの物件も多い。
*自然が多いし農産物などが豊か
物産館なども多く野菜や果物、海の近いところは海鮮ものなどが安く買える。
家庭菜園をする環境も多い。
*空気が美味しくて健康的
やはり空気が美味しくてウォーキングなどに最適な環境。
のんびり暮らしたい方は癒される。
田舎に住むデメリット
*買い物や病院など車がないと不便
車がないと買い物や病院に行くのも大変になる、バスや電車の本数も少なくなるのでタクシーなどを利用すると割高になる。
*都会に比べて働くところが少ない
リタイア後に働く仕事は都会に比べて少ない環境で、種類も限定される。
*近所付き合いなどがある事が多い
地域では独自の行事やお付き合いがある事が多い、人付き合いが好きな方には良いが苦手な方には煩わしさも感じる。
住み替えを検討するならどんな事が重要?
皆さんはどんな地域に住んでいますか?
リタイア後の都会と田舎のメリットとデメリットは想像通りだったでしょうか?
田舎でもアクセスの良い特定の場所もありますし、都会でも緑豊かな公園の近隣に住んでいる方もいるでしよう。
持ち家や賃貸などの検討も伴いますね。
大半はどちらの要素も備えている程々のところに住んでいる方も多いと思います。
住み替えを検討しているなら、どちらの要素も持つところが便利がよさそうですね。
近くであまり人間関係を変えずに住み替えをする
お仕事の関係で都会で無いといけなかった方や、自宅が田舎で離れられなかった方は自分の理想とした、ちょうど良いリタイヤ生活が出来る場所を今いる近くから選択して住み替えもお勧めです。
近くに仲の良い友人や元同僚などがいて交流がある場合は遠くに行くと繁盛に会えなくなりがちです。
今はSNSや携帯電話などですぐ連絡も取れますが、仲の良い方とは気軽に会える距離で暮らしたいものです。

自分の優先するものを中心に考える
趣味があるのならその趣味を続けられる地域を選ぶのを優先しましょう。
人生は楽しむためにあるのです。
本格的に農業や田舎暮らしに憧れるなら、移住の体験をさせてくれるところもありますので利用するもの楽しいし、じっくり考えれるものです。
いずれ子供の近くに行く予定なら身軽にしておき、元気なうちに早めに住み替えて新しい人間関係を楽しむのも良いでしょう。
私の両親は70代の時に近くに引っ越してきましたが、私より近所の方と仲良くしていて来てよかったと言っています。
両親には私の近くに住む安心感が優先だったようです。
長く暮らしてきた地域の仲の良かった友人とは電話でよく連絡も取り合っているようです。
車の免許がなければ、アクセスのよい場所のほうが生活が楽です。
不動産会社のリタイア後に住みたいランキングでは沖縄や北海道の札幌、東京港区や大阪北区、鎌倉市、福岡市などが住みたい街としてあがっていました。
これはあくまでも希望であり大半は今いる地域か子供のいる地域に行くパターンが多いようです。
海外移住や希望の住処に思い切って移住する方は全体からして僅かでしょう。
パンデミックの問題も今後影響していきます。
まとめ
人生100年時代なら、65才でリタイアしても35年の人生が待っています。
健康寿命はそれぞれですが医療の発達で長生き出来るようになりました。
住まいを考える時は、それぞれの優先事項や人間関係などを考慮し楽しく充実した日々を過ごしたいですね。
60才からの15年を「黄金の15年」と言われています。
何処で暮らすかはとても重要なカギになります。
私自身は地方に住んでいますが、徒歩圏内に大型のスーパーなどや、町の図書館があり、とても住みやすい環境です。
自然も豊かで近くを散歩するのは楽しいものですし、近くに住む友人との自宅でのコーヒータイムも嬉しいものです。
病院に行くには車が必要ですから、なるだけ健康を保ちたいものです。
住み替えを考えている方は引っ越しするものかなりの労力が要りますから、早めの計画で決めていきたいものです。