リタイア後の生活

リタイア後に起業をしたい人はどんな視点で仕事の内容を決めるのか?

リタイア後に起業をしたい人はどんな視点で仕事の内容を決めるのか?

リタイア後に起業する人たちが増えていると聞きます。
せっかくリタイアしたのになぜ働きたいのか?どんな起業をしているのか興味が湧きます。
人生100年時代と言われていますから働けるうちは働きたいと思っている方も多いようです。
しかし身体の衰えも感じてくる年代に入って又新しく事業をやるのは凄い冒険ですよね。
起業したい人は、どんな視点で仕事を決めているのでしょうか?
又、起業するなら、どんな心構えがいるのかなど興味は尽きません。
何度目かの人生の新しいスタートラインに、立つわけです。
実際にどんな事が出来るの色々と調べて参考にしたいものです。

 

目次

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リタイア後に起業したいと思う人は何故?

せっかくリタイアしたのに何故、冒険を始めるように起業をする方が多いのでしょう?
定年後の起業は年々増えています。
「雇われない生き方」を目指して早めにリタイアする方も多いです。
組織の中で働いて来た方は今度は個人で何か出来ないか?と模索から始まるようです。

社会との繋がりが欲しい

年金プラスアルファーも欲しいが、60代からは社会的な居場所の中で貢献したいと思う方も多いのです。
今まで培った経験を生かして何か出来ないか?と言った発想で起業する方も聞きます。
趣味だけでは満足できないわけなのです。
やりがいを求めているのです。

長年やりたいと思ってきた事がある

会社勤めでは出来なかった、いつかやりたいとの思いを胸に秘めている方も多いです。
急にそば屋を始めたいと家族に宣言し家族を驚かせる方もいます。
時間が出来ると思ったとたんに、夢を実現したいと思うのは当然ですよね。
こちらも、新しい事へのチャレンジとやりがいの為ですね。

起業するのにどんな視点が必要なのか?

今、自分のペースで始める無理のないゆるりとした起業を例えた「ゆる起業」という言葉を耳にします。
考えたりやってみたいがどのような視点を持つべきなのか考えてみましょう。

今まで経験してきた知識やノウハウを生かせる起業

それぞれリタイア前は社会でたくさんの仕事をこなしてきていますから誰もが色々な分野で知識やノウハウを身に着けています。
それを生かせる起業が見つかればやりたいですね。

楽しくやりがいを感じられる起業

若い時のように稼がなくてはと言う大きな荷物を降ろしてリタイア後は利益追求より、楽しさや、やりがいが目的です。
それが、生活の足しになれば喜びも湧きます。
これなら楽しめそうだと思った起業を探しましょう。

少ない投資で無理なく起業

身の丈に合った起業を希望して始める方も多いです。
ここは大切なところです、退職金を全部つぎ込むなどの大掛かりな起業ではなく、自分が楽しむための起業ですから、無理のないところから始めるのがお勧めです。
人件費をかけないように、一人で起業する方も多いです。

精神的にも体力的に無理のない起業

体力の限界を感じて、早めにリタイアする方も多い中、まだまだ元気が有り余っている方も多いと思いますが、いざ始めてみると体力的に無理が来る仕事も多いのです。
これは楽そうだから出来そうだと思っていても現実は全然違ったりします。
自分自身が続けたい年齢までやっていけるかよくよく調べて見るのをお勧めします。

リタイア後はどんな起業をしているのか?

さて?起業した方は具体的にはどのような起業をしているのでしょう?
気になるところです、自分なんかは、そんな事無理だろうなと思っていても、中にはこれならやってみたいと思う起業も見つかるかもしれません。
年金などのベースがあればじっくり準備や検討する時間も持てます。
やはり、損をしないでやりがいを求めてスタートしたいですね。

前職の経験を生かした起業

長年勤めた方は経験が豊富ですので、その分野のコンサルタント業の仕事をする方も多いです。
退職後に元在住した会社から外注として仕事を受ける方もいらっしやいます。
前職の経験が新しい起業のヒントにならないかを考えてみるのもいいですね。
私の知り合いの方に退職後に同種の起業を一人で、無理のない形で始めましたが人脈が多くその後、応援者も増え事務の方も雇いしっかり経営されています。
その方はその業界を知り尽くしていたから成功されたのだと思います。
起業のための助成金制度もありますので、それも調べておくのもお勧めです。

得意と好きを生かして起業

料理や掃除、DIYやパソコン業務など自分自身の好きな事や得意な事があれば、それを生かした起業の発想もしやすいものです。
料理好きな方は飲食業などに興味が湧くと思います。今は社会的背景をみてもテイクアウトの展開が盛んです。
テイクアウトなら小資本での検討も可能だと考えられます。
元々、コーヒー好きだった友人は、自宅を少し改造してコーヒー豆の焙煎と販売を始めましたが、一人で気楽に出来るので楽しいと言っています。
ネットにも詳しいのでコーヒー豆をネットでも販売しています。
私自身はまだ副業の域で、DIY好きの為に中古住宅を安く購入して自分でリフォームして賃貸として貸出し少しの収入ですが、何年も得て助かっています。

地域ならではの起業

貴方が住んでいる街が、観光地なら自分自身が思いつくサービスがあるかも知れませんし、地域ならではの需要のあるサービスが求められている場合もあります。
貴方の培ったノウハウを地域の活性化のために楽しみながら貢献できる起業のヒントが地域にありそうです。

フランチャイズでは魅力的な起業を小資本で展開しているところも多くみられます。検討するときはかなりの下調べが必要です。ノウハウの提供の代わりにロイヤリティが多かったり、契約解除問題などのトラブルも中にはあります。
その業界を詳しく知り尽くしてフランチャイズを利用するなら良いのですが、安易に手を出さずに契約内容をよく検討して加盟を決めるのをお勧めします。
どんな勤務内容なのか?体力的にやれるのか?など、かなり調べたり経験者に聞いたりしないと後戻りしたくてもできない状況になる方の話もよく聞きます。

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まとめ

リタイア後に起業する人や、起業の内容について考えて行きました。
それぞれの経験や得意や好きを生かして起業を検討するのは楽しいものです。
リタイア後に起業をしたい方の視点は、やりがい、生きがい、チャレンジ精神が後押しする事が多いですね。
しかし、「ゆる起業」にもあるように、健康が第一で、無理をしない起業がいいですね。
貴方は何か始めたい事が浮かびましたか?
趣味だけでは満足しない貴方なら、きっとチャレンジする事を選ぶでしょう。
人生後半のチャレンジは自分の人生を豊かにする為のものにしましょう。