2021年12月18日放送の世界一受けたい授業でエッセイ漫画「ぼくのお父さん」について紹介されました!
今年6月に発売された、この本の作者は「大家さんと僕」で手塚治虫文化賞短編賞 受賞の芸人 矢部太郎先生です。
「ぼくのお父さん」も発売以来 15万部突破の大ヒット!
「ぼくのお父さん」に学ぶ親子のあり方
矢部太郎さんのお父さんは絵本作家のやべみつのり先生です。
今回は、親子で授業をしてくれました。
お父さんの太郎さんの観察日記を譲り受けた事から、この本が生まれました。
①子育ては子供を観察する
子供の行動に口出しせずに観察する。
転んでも、泣いても、ウソ泣きでも、お父さんはイラストにしながら観察する。
子供を観察する理由
親が口出しすると親と同じような人間にしか育たないから、子供に考えさせる事で、親の価値観にとらわれない個性豊かな子に育つ。
見守るだけで、口出ししない事で、自分の思い通りにならない子供にイライラして叱ってしまう事になるので、親は監視ではなくて観察して育てたいとお父さんは思っていたそうです。
子供を観察するエピソード
太郎さんのお父さんは公園に連れて行った時に、太郎が公園の遊具に見向きもせずに空の雲ばかり眺めているのを観察して「面白い子だなぁ」と思ったそうです。
普通なら「せっかく公園に来たのだから遊んでおいで!」と言いそうですが、お父さんは観察していました。
その後太郎さんは、超難関の気象予報士の資格をとるのでした。
②矢部家流 子供の接し方
*ウソをつかない。
子供にも、包み隠さず弱いところを見せる。
*子供目線で一緒に遊ぶ
どんな遊びも子供になりきって思いっきり遊ぶ。
*過程を楽しむ
工作でもなんでも、子供とその過程を楽しむ。
*個性をほめる
上手い下手ではなく、個性的でユニークな事や作品をほめる。
その子らしさを発揮することを大切にしている。
*自由なお父さんを支えるお母さんの存在
愚痴も言わない、たくましく優しいお母さんが太郎さんは大好きだったとのことです。
まとめ
素敵な授業でほっこりしました。
子育て中の親御さんは参考になる本ですよね。
読んだら子供にも自分にも優しくなれる1冊だと思いました。