2022年1月20日放送の「所さん!大変ですよ」で仕事でもないのに重機の操作を練習している老若男女がいるという情報が?
さらに外国で人気の日本の中古重機、そして開発中の最新重機まで、知られざる重機の世界を深堀します。
目次
超進化!重機の世界
重機のアミューズメントパーク
長野県に老若男女が集まって穴を掘っているという情報です。
実は「小型重機講習会」なのです。
学科講習 7時間
実施時間 6時間(計2日間) 参加費 2万円
皆さん、趣味で資格をとりに来ているのです。
参加者の方は「災害対策」の為に、資格をとりに来ているとのことです。
この施設のオープンのきっかけは?
「オペレーター育成プログラム」が始まる
*2019年長野県を襲った台風19号で重機の必要性を痛感する。
重機1台で、100人分の作業が出来るのだが、重機は借りられても動かせるオペレーターが少ないことが問題に。
開設から1年で600人程の方が資格を取りました。
趣味で取りたい方に取得してもらって、災害時には活躍してもらうという目的なのです。
災害が多発している今の世の中に強靭な助っ人が登場します。
重機がトレンド?
重機を動かすには、「技能講習修了証」が要ります。
*重機女子がSNSでも話題になっています。
重機を使えば、女性でも力が要らないので動かせるわけです。
大人気!中古重機オークション
千葉・山武市
ここで、中古建機のオークションが行われていました。
アジアやアフリカやヨーロッパなど世界中から日本の重機を買い付けに来ています。
300人以上の重機バイヤーが3日間で、600台ぐらいの重機が落札されます。
この日の最高額はクレーン車が4150万円で落札されました。
*人気の秘密はユーズドインジャパン
日本の重機は中古でもメンテナンスが行き届いているので、世界一の人気だそうです。
(同じ製品でもアメリカで使われていたら安く、日本で使われていたら高い。)
このようなオークションは全国でわかっているだけで、15か所で開催している事が判明しています。
海外ではわざと、日本語のロゴが付いたままの重機を使っているそうです。
(日本で使われていたものですよ!アピール)
人気の裏で重機の盗難事件が発生
人気の裏で、海外に輸出するための盗難が多発しています。
新しい機械にはGPSなど付いていますが、古い機械は対策不足とのことでした。
日本のスーパー重機
*超巨大ダンプトラック
高さ7.3m 最大積載量 約300トン
自動車の200台分
*超巨大ショベルカー
一度に40トンの土砂を掘り起こす事が出来ます。
海外の大規模鉱山で活躍しています。
無人で作業できるシステムとは、驚きです。
重機と人間が一体化!
人機一体さんの零式人機や、GITAIさんのG1とか見学・体験させてもらってると、もしかしてモビルスーツよりモビルファイター的な操作方法の方が実現するのでは?と思ったりするときもある。
ちなみにこちらは、昨年11月に鉄道技術展で零式人機Ver1.1の見学の際に撮らせていただいた記念写真です! pic.twitter.com/TFQoRNutp8— 宮田 龍 / Science Communicator (@myt_ryu) January 7, 2022
人型重機
コックピットがあり、重機のアームと連動します。
ゴーグルをつければ、視界が重機と一体化します。
まるで大きなロボットを操縦しているイメージで直感的な動きが出来て
繊細な動きも可能なのです。
生たまごも割らずに持てるというスゴイ技術です。
大手鉄道会社と連携して開発しており、数年以内に実用化予定です。
高所での作業の為に開発していて、転落のリスクや、電線などの感電のリスクを避けるために開発しているのです。
効率的かつ安全な作業環境の実現を目指しています。
前回の玉ねぎの皮が大人気はこちらです!
まとめ
確かに、災害の時は重機があるのとないのでは、作業の進み方がはるかに違いますよね。
資格を取りに行っている方って素晴らしいな、と思いました。
そしてこの施設を運営されている組織も凄いと感心してしまいました。
人型重機はアニメから飛び出してきたように見えました、重機の未来も楽しみです。